【隠れ糖尿病】簡単セルフチェックとおすすめ検査キットを紹介
「隠れ糖尿病について知りたい」「セルフチェックをしたい」という方も多いのではないでしょうか。本記事では隠れ糖尿病とは何かをはじめ、初期症状、セルフチェックの方法について解説します。
また、おすすめの糖尿病検査キットもご紹介します。
これを読めば隠れ糖尿病について理解でき、セルフチェックの方法も知ることができますので、気になる方は役立ててみてください。
隠れ糖尿病とは?
まず、隠れ糖尿病とは正式な医学用語ではありません。一般的に、空腹時の血糖値が正常でも、食後の血糖値が急上昇する状態を指します。糖尿病は以下のような検査値から診断されます。
●空腹時血糖値≧126mg/dL
●ブトウ糖負荷試験2時間値≧200mg/dL
●随時血糖値≧200mg/dL
●HbA1c≧6.5%
上記のような検査値が2回以上認められれば糖尿病と診断されます。ただしHbA1cだけで2回というのは不可です。¹
空腹時血糖値は10時間以上絶食時の血糖値であり、通常は朝絶食して採血します。それ以外の時に調べた血糖値が随時血糖値です。食後血糖値は随時血糖値に含まれます。
本記事では解説の内容を分かりやすくするために、随時血糖値の代わりに食後血糖値と記載することをご了解ください。
空腹時血糖値が126mg/dL未満でも、食後血糖値が200mg/dL以上ならば糖尿病と診断される可能性が高くなります。それがいわゆる「隠れ糖尿病」です。健診の血糖値の検査は空腹時に行われることが多いため、隠れ糖尿病が見逃されることがあります。
また食後血糖値が140~199mg/dLの場合でも隠れ糖尿病の可能性があり、ブドウ糖負荷試験が推奨されています¹。
主な症状
一般的な糖尿病の症状として、進行するとのどがよく乾く、排尿回数が多いといった例があげられます。それに対して隠れ糖尿病はほぼ症状がありません。したがって自覚症状から隠れ糖尿病を早期発見するのは不可能です。それでは隠れ糖尿病はどうやって発見したら良いのでしょうか。
【隠れ糖尿病】簡単セルフチェック
「日本人を対象とした横断的 / 経年的疫学研究」によれば、糖尿病の発症危険因子は、加齢、家族歴、肥満、運動不足、血糖値の上昇、高血圧や高脂血症などです²。そのデータをもとにして糖尿病のセルフチェックリストを作成しました。【セルフチェックリスト】
●40歳以上である
●家族に糖尿病の人がいる
●肥満である(BMI≧25)
●最近急に太った
●日頃から運動不足
●血糖値が高いと言われたことがある
●妊娠中に尿糖が陽性といわれたことがある
●血圧が高い
●血液中の中性脂肪が高い
●健診でメタボを指摘されたことがある
このセルフチェックリストにいくつか当てはまる項目があれば、糖尿病を起こしやすい体質と言えます。当てはまる方は隠れ糖尿病の早期発見のためにも、健診を受けたほうが良いでしょう。健診では空腹時血糖値、HbA1cを検査し、必要に応じてブドウ糖負荷試験が行われます。隠れ糖尿病は検査してみなければわかりません。
糖尿病検査キットとは?
検診は医療機関で行われますので、敷居が高いと感じる方もいるでしょう。そのような方におすすめなのが市販の糖尿病検査キットを活用し、自分で調べる方法です。糖尿病検査キットは、専用の器具を用いて自分で採血し、血糖値、HbA1cなどを調べるもので、HbA1cを測定できるのがメリットです。隠れ糖尿病では、HbA1cが高値になっていることがあり、HbA1c≧6.5%ならば糖尿病の疑いがありますし、HbA1cが6.0~6.4%の場合はブドウ糖負荷試験が強く推奨されています¹。
ただし糖尿病検査キットで分かることは、糖尿病の疑いがあるかどうかだけであり、検査で異常値が出たからといって糖尿病というわけではありません。また正常値でも糖尿病が否定できるわけでもありません。
気になる場合は、必ず医療機関を受診し、詳しい検査を受けて正確に診断してもらうことが大切です。
おすすめの検査キット
おすすめの検査キットとしてデメカルキット「生活習慣病+糖尿病セルフチェック」をご紹介します。このキットは糖尿病を中心とした生活習慣病のセルフチェックができるものです。検査項目に関しては、以下の通りです。
●栄養状態検査:総タンパクなど
●肝機能検査:AST、ALT、γ-GT
●脂質検査:総コレステロールなど
●腎機能検査:尿素窒素など
●痛風検査:尿酸
●糖検査:血糖、HbA1c
ご興味のある方はぜひ以下の詳細をご覧ください。
生活習慣病+糖尿病セルフチェックの詳細はこちら
隠れ糖尿病のセルフチェックについて
今回は、隠れ糖尿病の概要や簡単セルフチェック方法、おすすめの検査キットを紹介しました。隠れ糖尿病とは、空腹時の血糖値が正常でも、食後の血糖値が急上昇する状態を指し、症状は基本的にありません。
本記事でご紹介したセルフチェックリストに当てはまる方は、医療機関での検査をおすすめします。
あるいはセルフチェックが可能な検査キットを活用し、自分で調べてみても良いでしょう。
検査キットでのセルフチェックにご興味がございましたらぜひデメカルキットのご利用をご検討ください。
参考文献
1.糖尿病診療ガイドライン2024|日本糖尿病学会
2.糖尿病|厚生労働省