CATEGORY

MENU

2025年
12月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
2026年
1月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
shopping_cart
  • HOME
  • コラム一覧
  • 健康診断の判定値と生活習慣の関係!改善のポイントも解説

健康診断の判定値と生活習慣の関係!改善のポイントも解説

健康診断の判定値と生活習慣の関係!改善のポイントも解説 メタボリックシンドロームは、生活習慣の偏りによって内臓脂肪蓄積、脂質異常、血圧高値、高血糖をおこす状態です。それではメタボリックシンドロームはどうやって判定したらよいのでしょうか?

本記事ではサンプルデータをもとにメタボリックシンドロームの判定の仕方を解説し、生活習慣における改善のポイントをご紹介します。これを読めばメタボリックシンドロームの概要が分かります。
生活習慣の改善に役立ててみてください。

サンプルデータ

まずサンプルデータをもとに、メタボリックシンドロームの判定の仕方を解説します。なおこのサンプルの性別は男性です。
 
検診項目 サンプルデータ 判定
腹囲 89.5cm 男性≧85cm、女性≧90cmに当てはまる
血圧 132/81 最高血圧≧130mmHgかつ/または最低血圧≧85mmHgに当てはまる
脂質値 中性脂肪117mg/dL、HDLコレステロール46mg/dL 中性脂肪≧150mg/dLかつ/またはHDL<40mg/dLに当てはまらない
血糖値 120mg/dL 空腹時血糖値≧110mg/dLに当てはまる

腹囲は腹部CT検査で測定した内臓脂肪面積を反映しています。男性≧85cmの基準値は内臓脂肪面積≧100cm²に相当する値です¹。
腹囲の基準を満たし、さらに血圧高値、脂質異常、高血糖の3項目のうち2項目以上を満たす場合にメタボリックシンドロームと判定されます。このサンプルデータは2項目を満たすため、メタボリックシンドロームと判定されます。

判定値と生活習慣の関係

判定値と生活習慣の関係
それぞれの判定値異常の原因となる生活習慣ならびに改善のポイントについて解説します。

腹囲

腹囲の増加すなわち内臓脂肪の蓄積に関係する要因は、過剰なカロリー摂取、腹いっぱい食べる習慣、早食い、不規則な食事、夜遅い夕食、ストレスを感じやすい性格、過度の飲酒などです²。

改善のポイント


食事療法と運動療法によって体重および内臓脂肪を減らすことが大切です。大食いや早食いをやめ、摂取エネルギーを制限し、定期的な運動によって体重を減らしましょう¹。その他、ストレス解消、節酒が望まれます。

血圧


高血圧がある方の約85%は原因が不明です。そして残り15%の方は腎臓の病気、内分泌疾患、特定の薬剤の使用などが原因です。大半の場合は原因が不明ですが、遺伝、肥満、塩分の取りすぎ、喫煙、アルコールの飲み過ぎ、運動不足、ストレスなどが高血圧の発症に関係しています³。

改善のポイント


塩分の摂取を減らし、野菜・果物を積極的にとり、飽和脂肪酸を多く含む動物性脂肪やコレステロールを多く含む卵黄・魚卵・内臓類などの摂取を控えましょう。軽強度の有酸素運動を毎日30分または週に180分以上行いましょう。禁煙、節酒、ならびにストレス解消も大切です⁴。

脂質異常

脂質異常の原因は、遺伝によるものと生活習慣によるものがあります。生活習慣による場合は、過剰なカロリー摂取、動物性脂肪、卵黄や魚卵、トランス脂肪酸が多く含まれるマーガリンや洋菓子などの取りすぎ、運動不足などが主な原因です。遺伝による場合でも、生活習慣に偏りがあるとさらに悪化する可能性があります⁵。

改善のポイント

過体重あるいは肥満者においては、総エネルギー摂取量を減らすことが大切です。総エネルギー摂取量のうち、炭水化物から得るエネルギー比率を50-60%に抑えましょう。また肥満のあるなしに関わらず、動物性脂肪やマーガリン、洋菓子を控えたほうが良いです。またアルコールの過剰摂取を制限し、HDLを増やすために適度な運動が有効です⁶。

血糖値

血糖値が高くなる原因は、遺伝や膵臓の病気の他に、食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣、その結果としての肥満が関係しています。とりわけ糖尿病の大半を占める2型糖尿病は、生活習慣の影響が大きい病気です⁷。

改善のポイント

まずカロリー摂取量を控えることが大切です。カロリー摂取量において炭水化物によるカロリーの割合を45-65%に調整しましょう。果物ジュースは血糖値を上げるので控えたほうが良いです。そのうえで定期的な運動習慣を身につけましょう。また禁煙、7時間前後の睡眠、ストレス解消も有効です⁷。

当てはまる項目が複数あるとリスクが高まる

当てはまる項目が複数あるとリスクが高まる

メタボリックシンドロームの判定基準に含まれる腹囲の増加があると、脂質異常、血圧高値、高血糖といった代謝異常のリスクが高まり、その結果、狭心症・心筋梗塞などの心血管疾患および脳梗塞・脳出血などの脳血管障害の発症リスクが高まります¹。

メタボリックシンドロームの判定には、脂質異常、血圧高値、高血糖のうち2項目を満たすことが必要ですが、2項目よりも3項目に増えるとさらにリスクが高まることは自明の理でしょう。また1項目のみ満たす場合はメタボリックシンドロームと判定されませんが、心血管疾患などのリスクが高まります。

健康診断の判定値と生活習慣の関係について


本記事ではメタボリックシンドロームの判定基準をサンプルデータを示しながら解説しました。メタボリックシンドロームは生活習慣が原因であり、予防および改善のため、食生活の改善、運動、禁煙、節酒、ストレス改善などが大切です。

またメタボリックシンドロームのセルフチェックのために、自宅で簡単に血液検査ができる郵送式の「メタボリックシンドローム&生活習慣病セルフチェック」の活用をおすすめします。専用の用具で少量採血し、自分で簡単に検査できます。興味がある方はぜひ以下のリンクページをご覧ください。

メタボリックシンドローム&生活習慣病セルフチェックの詳細はこちら

【’参考文献】
1. 肥満症診療ガイドライン2022
2. 内臓脂肪および皮下脂肪の増減に関与するライフスタイルは何か?|加瀬澤信彦、合田敏尚 - PDF
3. 高血圧|MSDマニュアル
4. 高血圧治療ガイドライン2019 - PDF
5. 脂質異常症|MSDマニュアル
6. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版
7. 糖尿病診療ガイドライン2024