乳がんのセルフチェックの重要性や頻度・方法を解説
「乳がんのセルフチェックをしたい」「セルフチェック方法を知りたい」という方は多いはずです。2018年の全国がん登録データによると、乳がんの罹患数は93,858人であり、女性のがんのうち最も罹患率が高いのは乳がんです¹。そんな乳がんを早期発見するためにはどうすれば良いのでしょうか?本記事では乳がんのセルフチェックの適切な頻度、やり方・方法、注意点を解説し、セルフチェックに役立つ乳がんの検査キットも紹介します。
これを読めば乳がんのセルフチェック方法が分かります。乳がんを早期発見するために役立ててみてください。
乳がんのセルフチェックの重要性
乳がんは乳腺の組織にできるがんです。進行すると、周囲の組織を壊しながら増殖し、血液やリンパ液の流れに乗って肺、肝臓、脳、骨などに転移します²。乳がんは悪性腫瘍ですが、早期であれば手術で切除可能です³。
従来は乳がんを発見するために、自身でしこりを探す「自己触診」が指導されてきました。乳房にしこりを発見すれば外科を受診し、精査するといった方法です。しかし自己触診は乳房の触り方、手技が難しく、乳がんの早期発見効果に関しては懸念されています⁴。
そのため、乳がん診療ガイドライン2022年版では、乳がんの新しいセルフチェック方法として「ブレスト・アウェアネス」が啓発されています。ブレスト・アウェアネスとは、女性自身が自分自身の乳房に関心を持って生活する習慣のことです⁴。
乳がんのセルフチェックの頻度・やり方
従来の自己触診は「乳房の異常を探す」というやり方でしたが、ブレスト・アウェアネスは自身の正常な乳房の状態を知り、乳房の変化に気をつけ、変化に気づいたらすぐに医師と相談する、変化が見られなくても乳がん検診を受けるといった一連の方法でセルフチェックします⁴。
適切な頻度
ブレスト・アウェアネスは日常生活の習慣を意味するため、日々の生活の中で適時セルフチェックするのが適切です。例えば毎日入浴時にチェックしても良いでしょう。自身の乳房の状態を知る
まず日常生活において自身の乳房の大きさ、硬さ、月経周期と関係した乳房の変化などに注目し、自身の正常な乳房の状態を知ることから始めます⁴。そのためには乳房を観察し、触ってみることが必要です。乳房の変化に気をつける
日常生活において自身の乳房の変化に気をつけます。特に注目すべきポイントは以下の4点です⁴。- 腫瘤(しゅりゅう):しこり
- 血性乳頭分泌:乳頭からの出血
- 乳頭乳輪部のびらん:乳頭部の皮膚のただれ
- 皮膚の陥凹:乳房の皮膚の凹み
またその他の変化が見られた場合も要注意です。
変化に気づいたらすぐに医師と相談する
乳房の変化に気づいたらすぐに医師に相談することが大切です。一時的なもので心配ないだろうと自己判断したり、次回の乳がん検診まで様子をみたりしないでください。早期に医療機関を受診することが乳がんの早期発見にとって最も重要な行動です⁴。40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
乳房に特に変化が見られなくとも、40歳になったら2年に1回、乳がん検診を受けましょう。科学的にみて、乳がんによる死亡率を低下させることにつながるのは、マンモグラフィによる検診のみです。専門医による触診だけでなく、必ずマンモグラフィ検診を受けてください⁴。検査キットの活用もおすすめ
ブレスト・アウェアネス以外に、血液検査により乳がんのリスクをチェックする方法もあります。乳がんの代表的な腫瘍マーカーである「CA15-3」を調べる検査です。乳がんではCA15-3の値が高値となる場合が多く、マンモグラフィなどの画像検査が必要になります。
ただしCA15-3が正常値の場合でも乳がんが見つかることがあり、CA15-3が正常でも乳がんを否定できないことに注意してください⁵。
おすすめの検査キット
乳がんの検査キットによるセルフチェックにご興味がある方には、自宅で簡単に血液検査ができる郵送式のDEMECAL血液検査キット「がんリスクチェッカー 女性向け」の活用がおすすめです。専用の用具で少量採血し、簡単に検査できるのが特徴です。興味がある方はぜひ以下のリンクページをご覧ください。DEMECAL血液検査キット「がんリスクチェッカー 女性向け」の詳細はこちら
乳がんのセルフチェックは大切
乳がんの新しいセルフチェック方法として「ブレスト・アウェアネス」をご紹介しました。ブレスト・アウェアネスは自身の正常な乳房の状態を知り、乳房の変化に気をつけ、変化に気づいたらすぐに医師と相談する、変化が見られなくても乳がん検診を受けるといった生活習慣のことです。
また血液検査キットで乳がんのリスクをチェックする方法もあります。乳がんのセルフチェックを通じて乳がんを早期発見すれば、悪性腫瘍といえども手術により切除が可能です。
【参照文献】